【どうしたら人が育つ?】リフォーム会社の悩みを解決します

こんにちは。船井総合研究所の西村 諒です。
今週も最新コラムをお送りします。
それではご覧ください。

人が育つリフォーム会社の特徴について本日はお伝えしたいと思います。

人を育てることについてこんな経験はないでしょうか。
・マニュアルやツールを作ったけど上手くいかなかった・・・
・やる気が出るように評価制度を変えたけど・・・
・研修をしても成果があったかわからない・・・
・いい人材をなかなか採用できない・・・

そもそも、リフォーム事業は人に売上が付く労働集約型ビジネスであり、
売上アップも労働生産性アップも「人の成長=人材育成」が鍵を握っています。
そのため人材育成が非常に重要になるわけですが、
人材育成について考える際に、人にいきなり注目してもなかなかうまくいかないということが多いのではないでしょうか。

人が育つリフォーム会社の特徴として、
一人一人にフォーカスをする前にまず会社として人が育ちやすい環境を作ることに力を入れていることがあげられます。
つまり人を取り巻く環境や会社の仕組から取り組んでいるのです。

具体的な取り組みの順番としては
(1)商品力
(2)ショールーム
(3) 集客
(4)人材
という順番で行っています。

それぞれ取り組み内容は

  1. 商品力
  2. ・専門知識に依存せず提案できる商品をつくる
    ・競合他社比較して価格競争力がある商品をつくる (=駆け引きナシで無理なく売れる)

  3. ショールーム
  4. ・アウェイ戦ではなくホーム戦(=来店型)営業ができる環境づくり
    ・商品の実物を前に説明・提案ができる仕組づくり

  5. 集客
  6. ・反響型営業で、営業スタッフに安定配客ができる販促を行う
    ・集客の50%以上を(1)の主力商品で構成できる販促を行う

  7. 人材
  8. ・細かい積算不要で見積価格を提示できるパック営業の仕組づくり
    ・オーダーメイドプランではなく、パッケージプランからお客様に提案し、選んでいただく主導権営業の仕組づくり

上記の4点をまとめると

  • 売りやすい商品づくり
  • 売りやすい環境(ショールーム)づくり
  • 売りやすい集客(集客できる販促の仕組づくり)
  • 売りやすい営業の仕組づくり

という取り組みを順番で行っています。
これらは一つ一つを点として取り組むのではなく、全てを一貫して取り組む(業態)ことで
人が育ちやすい環境・仕組ができるのです。

実際にこの取り組みをされている企業の中では
・新卒2年目の年間平均受注額が4000万円超
・未経験中途2年目の年間平均受注額が4800万円超
・取り組み前と比較して新卒1年目の年間受注額が7倍
などの事例が生まれています。

大変長文となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
来週もお楽しみに!