いよいよ待ったなし!リフォーム業界のWEBマーケティング

皆様、こんにちは。船井総合研究所の生田目です。
リフォーム業界も成熟期に入り、メインの顧客層も段階ジュニア世代へととって代わりその販促手法も大きな変化を求められています。今回はリフォーム業界におけるWEBマーケティングの新時流についてお伝え致します。

販促の4番バッターもチラシからWEBへ

これまで、リフォームのメイン顧客層が団塊世代であったころは新聞折り込みチラシが販促の王道、4番バッターでした。30年ほど前のリフォーム成長期には数百分の一程度の反響率であった時代をご経験された経営者の方々も多いことでしょう。時代の流れとともに反響率も徐々に落ちていき、平均単価100万円ほどのリフレッシュリフォームであれば、現在は1/5,000程度ではないでしょうか。もちろん、一番店レベルの会社であればもっと反響率は良いでしょうし、逆に2番店以下の会社であればもっと苦戦を強いられていることでしょう。世代の変化、新聞購読率の低下と相まって折り込みチラシの反響は今後も下がることでしょう。
対して、現在はWEBを使った販促が主流となりつつあります。特に大都市圏ではこの動きが顕著となっています
しかもホームページだけではなく、LINE、インスタグラムやYouTubeなどのSNSも併用したり、ポータルサイトを活用したりとその幅も広くなっております。
SEO対策、MEO対策(グーグルマップ)、PPC・リスティング広告など対策も幅広く求められます。特にSEO対策では検索上位にあげるための評価基準の変化にも都度対応しなければなりません。PPC・リスティング広告も一度かけて終わりではなく、日頃から検索ボリュームやキーワード設定、広告用のクリエイティブなどへの対応が必要です。
反響1件あたりの獲得コスト(CPA)はWEBのほうが新聞折り込みチラシに比べると低めであることが多いので今後はさらにWEBの活用が必須であると言えます。

生成AIの活用

チャットGPTなどの生成AIをうまく活用することで作業効率を劇的にアップすることが可能です。
現在のSEO対策として必須なコンテンツマーケティング、コラムの執筆なども生成AIの活用で大幅に効率アップが可能です。通常であれば1コラムを作成するのに3時間~4時間ほど必要ですが、生成AIの活用により数分で完了します。

もちろん、生成AIに与える命令文(プロンプト)をしっかり作ることは必要ですし、作成されたコラムの内容確認も必要ですが、0から文章を考える時間と比較すると大幅な効率化が可能です。
施工事例などについても同様に活用が可能ですし、画像生成AIを活用することで撮影した施工事例写真をさらに良い写真にすることも可能です。WEBサイトへの掲載はもちろん、インスタグラムへの投稿で写真検索からWEBサイトへ誘導するという導線も作れます。

SNSの活用

皆様の会社ではどれくらいのSNSを活用していますか?
Facebookは数年前から活用しているという企業も多いと思われますが、現在のコアターゲット層はFacebookよりもインスタグラム、YouTubeがメインです。特にYouTubeは認知拡散に有効で、視聴回数が多いのは商品紹介の動画のようです。私のお付き合い先でもYouTubeチャンネルを展開しているのですが、「この人にお願いしたい」と特命で反響があったりもしています。もちろん競合などありませんから100%受注につながります。
また、YouTubeでの広告配信も非常に有効です。現在のTVにはほとんどの機種にネット機能が付加されていますから自宅でもTVを観るのではなく、YouTubeやネットフリックスなどを観るというケースが多くあります。自宅のリビングでTV画面から会社の動画広告が流れるわけですからTVコマーシャルと似たような効果が期待できます。もちろん、費用はTVコマーシャルに比べても非常に安価です。

この数年で販促の4番バッターも大きく変化しました。効果的な集客を図るにはWEBマーケティングの新時流に乗ることが求められます。
この波に乗り遅れないようにしっかりと対策を打っておきましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社船井総合研究所
リノベーション支援部
シニアコンサルタント
生田目吉章

 

リフォーム業界 WEBマーケティング新時流

リフォームのコンサルティングを行っている船井総研と会員数4,000社を超える集客ポータルサイト「リショップナビ」がコラボ。リフォーム業界におけるWEBマーケティングの新時流についてお伝えします

 

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