施工管理・現場監督の高齢化が進んでいないですか?対策必須!建設業における組織の若返り化

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船井総合研究所の東田と申します。

10年後に現役の現場監督・施工管理は自社にどれだけいますか?
今から若手を採用して組織の若返り化と技術継承できる会社が勝ち上がっていく

突然ですが、建築・建設業に従事している貴社にとってこんな”悩み”や”漠然とした不安”はございませんか?

・施工管理・現場監督が採用出来なくて現場数が増やせない
・現場数を増やせないどころか、施工管理・現場監督の退職が進み売上が落ちている
・今は施工管理・現場監督に困ってはいないが、高齢化が進んでおり10年後にどれだけ社員が残っているか不安
・若手を採用したいが、若手を採用する方法がわからない
・若手を採用しても、高齢な既存社員にうまく馴染めずに辞めてしまうのではないかと不安
・若手を育成できる自信がない

このような悩みを、建設・建築業に従事する全国の多くの経営者様からご相談をいただきます。
特に「社員の高齢化が進んでおり、10年後・20年後の会社に今の施工管理・現場監督が残っていない可能性が高い。今目の前で困っているわけではないが、将来のことを考えるとなんとなく不安で、今から対策した方が良いのではないかと思う」という声を多く頂戴しております。

将来に向けた麦僊として不安がおありかと思いますが、建設・建築業はIT化やAI化が叫ばれるこの時代でも絶対になくならない仕事の一つです。

近年では、2024年問題での残業規制や、施工管理・現場監督の減少での採用難化により、採用の必要性が増しています。

人口減少が止まらない日本では、残念ながらこの流れは止まりません。

今はまだそこまでの課題感を感じていないかもしれませんが、このような流れや、社員の高齢化は留まることを知りません。

しかし、これらの課題は表面化してからでは手遅れです。

そんな中、先を見据えて組織の若返り化に取り組み、未来に向けて前向きに経営をしている企業もございます。
そのような企業が意識しているのは以下の4点です。

①今から若手採用に取組む
②若者に”モテる”会社になる
③若者が辞めない文化作る
④今の若者が働きやすい環境作りをする

「それはそうだろう」と感じるかと思いますが、ポイントは「採用した後は現場に任せるのではなく、若者が辞めずに育つ環境・分かは経営陣の一番の仕事として捉え、実践する」ということです。

施工管理・現場監督の若者採用の秘訣大公開
若手定着率85%以上、毎年10名前後の新卒採用をしている地場ゼネコンが語る!組織の若返り化の具体的な取組み!

ここまで見ると、「そのくらい言われなくてもわかってはいるが、実際どうしたらよいかわからない」と言うお声を多く頂戴します。

上記を解決するために必要なことは、ズバリ下記5点です。
①新卒採用にチャレンジし続ける
②”イマ風”な仕事を創出する
③休日や残業時間など”世の中のスタンダード”に合わせる
④まずは若者が育つ会社ではなく若者が残る会社を目指す
⑤若者が集まっている会社であることを対外発信し続ける

ポイントは、若者にモテる会社作りをする⇒若者の比率を増やす⇒若者が集まる会社を作る⇒より若者にモテる会社になっていく・・・というサイクルを回し続けることです。

・まずはとにかく若者にモテる会社になる
・目先の成長は若者には求めすぎず、長い目で成長するためにまずは辞めない環境を作る
・若者が集まる会社であることを発信し、より多くの若者が集まる状況を作る
ことが重要です。

難しく感じることは、「若者にモテる」という部分かと思います。

ここのポイントが上記の②番や③番の内容です。
要するに、仕事・事業・会社の3つの側面で、どうしたら若者にモテるのかを考えるということです。

まずは②番の「”イマ風”な仕事を創出する」という部分ですが、実は簡単なことです。
施工管理の仕事をただただ「現場管理をする仕事」という見せ方にしてはなりません。
今はICTの技術やドローンでの測量などが進んでいます。
貴社の現場でもそういったものの導入ができているのではないでしょうか?
そのような、いかにも「最新っぽい、イマドキな仕事をする」ことをアピールします。
今の学生さんにも反応がウケが良く、いわゆる「キツイ・泥臭い仕事である」というイメージを払しょくするような見せ方が重要です。

そして③番の「休日や残業時間など”世の中のスタンダード”に合わせる」という部分ですが、今の若者は、建設業以外の多くの会社の中から就職先・転職先を見つけます。

その際、「地元の建設業の競合には勝っている、お隣の建設業には負けていない」では意味がないです。

他の業種や業界と比較して「世の中のスタンダードに合わせる」という目線を持つことが重要です。

かなりハードル高く感じると思いますが、決して勝っていなくて良いので、まずは同列に並ぶことを目標に、組織改革をしましょう。

このように、仕事・事業・会社を少しずつ変革していく必要があるため、高齢化と若返りが課題として表面化してからの取り組みでは手遅れになる可能性があるのです。

そしてこれらの”コツ”をお伝えするセミナーを開催いたします!
当日は、BIGゲストをお招きして、これらを実践しているゲストからの生の声をお聞きいただけます!

中々ない機会かと思いますので、ぜひお気軽にご参加ください!

20代技術者が集まり辞めない、建設・建築業向け採用戦略セミナー

今回『若者採用のトレンドと、10年後も生き残れる会社になるための秘訣』をお伝えするセミナーを実施いたします。

当日お伝えするのは、下記の3点です!
①最新の若者採用・組織作りトレンド
②若者採用を進めるための具体的な取組み
③若者と既存社員との上手な馴染ませ方
④若者が辞めない文化の作り方

上記4点をゲスト講師の
白石建設興業株式会社
代表取締役社長 白石 尚寛 氏
にご登壇いただきます。

愛媛県新居浜市で売上100億を誇る地場のゼネコン企業です。
愛媛県新居浜市という小規模人口ながら、直近3年で20名以上の20代の施工管理人材の成功に採用しております。
また、若者採用を始めた10年前と比較し、利益率も10%以上改善し、20代比率が40%ほどになると、目を見張る成果を出されている企業様でございます。

第一講座:船井総研「土木・建築施工管理の採用・組織作りの最新トレンド」
第二講座:白石建設興業株式会社 代表取締役社長 白石尚寛 氏
「10年後の組織を見据えて愛媛県の11万人商圏で施工管理を新卒で16名採用できた採用戦略」
第三講座:今取り組まないと間に合わない!建設業における組織の若返り化におけるテーマ別最新採用手法・人事施策を大公開!
第四講座:「施工管理の取り合いの時代で一人勝ちするための準備と心構え」

日時:11/18(月) 14:30~17:30
場所:船井総合研究所 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO
(東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階)

 

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