町のガス屋さんが新規顧客獲得！リフォーム事業戦略

皆さん、こんにちは。船井総合研究所の坂本です。
リフォーム需要期に向けて自社の販促準備はできていますか？

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今回も、リフォーム事業経営へ新規参入し、好調な経営をされているプロパンガス会社様から伺った立ち上げ初月から新規集客好調の会社の取り組みを紹介させていただきます。

「今あるガス事業だけでは先行きに漠然と不安を感じている」
「息子・娘世代に事業継承する方向性が見えない」
このような悩みから、一歩踏み出そうと、3年前から機器交換リフォームに力を入れて取り組んでいる今回の企業は、行政人口約6万人の地元で地域に根付く“町の小さなガス屋さん”として経営をしていました。

近年、減り続けるガス事業からの収益。ある時、ここ数年の決算書を並べ見ると
改めて目の当たりにした現実にショックを受けたそうです。

「このままでは、自分たち家族や社員にも明るい未来は描けない…」

そう考え、打開策への一歩を踏み出すことを決めました。

機器交換リフォームなら、ガス会社としての今までの動き方やスタッフとの連携で始められる！
しかも自社の顧客基盤と経営資源を活かせるのは、強みになる！

そう思ったのは、間違いありませんでした。

新規で１／2,000の新規現調反響率を上回るチラシ反響が得られ、既存顧客からもリピート依頼や紹介をもらうことができて、幸先の良いスタートを切れることができました。

逆に、最初から集客が上手くいき過ぎたので、現場対応や社員教育・育成ではやや課題が出ることもありましたが、今ではスピード対応・自社施工のお店として、選ばれるように成長しています。

ガス機器販売を通じてお客様の家の状況を把握でき、
お困りごとを自然とキャッチできる環境のあるガス会社は、リフォーム事業との関連性が高く、この上なく相性の良い事業で間違いありませんでした。

1件当たりの単価は小さくても、最後に残る利益は大きくなるように、自社施工化と価格設定を徹底して取り組むことで、初年度から黒字化でき、2年目には年商1億円を達成することができました。

手離れの良い工事を生産性高く、効率よく回すことで、利益率の高い新しい収益事業が確立されました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。