コロナ禍でも負けない！高（好）回転リフォームモデル

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、 および関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、 1日も早い終息を心よりお祈り申し上げます。

新型コロナウィルスによる、リフォーム業界への影響

コロナ禍におけるリフォーム業界の現状を整理してみると

・反響は6月～7月にかけて戻りつつあった
・ところが8月に反響が少し落ち込んだ
・8月から受注数、受注額が落ち込んだ

このような状況の企業様が多く見られました。 これは、

• 緊急事態宣言の解除による解放感と、いわゆる巣ごもりで感じた生活上の不便が相乗効果を発揮して、リフォームニーズを創った。
• 第２波の懸念から再び反響が落ち込みを見せ、反響が少ない分、当然ながら成約も落ち込む
• 先行きへの不安から修理修繕のオーダーが増える
• 忙しくはなってきているがなかなか利益が出ない小工事が多くなるばかりで生産性が上がらない

このようなスパイラルのようです。

しかし、コロナ禍のような厳しい状況下においても生産性の高いリフォーム事業を展開されているアーキテックス株式会社様（本社：愛知県岡崎市）。その 驚き事例を以下に紹介致しますので、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか？

1. 超激戦区でゼロスタートからわずか5年で年商8億

住設機器を年間合計557台
システムキッチン０→114台／年
ユニットバス０→114台／年
トイレ0→229台／年
洗面化粧台０→100台／年



2. 1号店新規出店のわずか2年後に2号店出店

半径5㎞に競合が17社という超激戦区！そこで戦うために、予算帯100万円ゾーンに商品とターゲットを絞り込むという戦略で一気にシェア獲得。



3. 新卒2年目女性営業スタッフが4,400万円受注

商品⇔チラシ⇔ショールームの一体化でお客様にわかりやすい導線にすることで、ベテランでなくても売りやすい環境を整備。 ※もちろんご本人も頑張りもあります・・・

アーキテックス株式会社様での 取組みを3つに絞り以下にご紹介したいと思います。

1. 自分達の力相応に思い切って商品分野を絞る

競合が激しい中において未熟な若手社員が多い状況下では 下手に欲張らず、力相応で扱う商品を絞り込み。100万円前後リフォームのメインであるキッチン、バス、 トイレ、洗面の水まわりリフォームに絞り込み。無駄に商品幅を広げず、自分達が絶対に負けない領域を作る。この点を重要な戦略として決定し実行。大型工事については、水まわりが強いリフォーム会社として 認知度が上がったことで意図せず自然と増加。塗装工事は、同じ店舗内に塗装だけに絞った専門店を 別スタートさせて１年目で１億円を達成。



2. お客様にとって分かりやすい＆買いやすい商品パックを作る

商品が確立している新築住宅と比較すると リフォームという商品がお客様にとって、 いかに分かりにくく、不親切なものかが 見えてきます。 まず、広告掲載の価格がどこまで本当かが信頼できない。 「いやいや、家電量販店、大手流通店のリフォームパックがある」と 思われる方も多いと思いますが、商品代と工事費の内訳額が明確でない、 仮に工事費が明示されても、見積提出時に新たな別項目費用が 付け加えられることもあり、価格の安心感を得られるところは少ない。 お客様に本当に安心してもらえる商品パックを品揃えすることで 十分に差別化できるのです。 「“商品パック”を作ってもそのままでは売れないよ」という声も聞きますが、 アーキテックス様は「だからこそ、分かりやすい、売れる商品パックを作る」ことで、 お客様からの信頼と評判を獲得できると考え実行。



3. お客様に分かりやすい、選びやすいショールームを出店

お客様目線でとても気になる点の解消。 それは、広告やカタログに掲載されている商品が ショールームにそのまま全てが並んでいないこと。 並んでいても一部だけの展示や、 表示価格が広告掲載価格と微妙に違っていることもあり、 この価格の違いはお客様にとってはわからないものです。 このようなお客様目線で気になる点を徹底的に解消。 広告（チラシ、Ｗｅｂ）で掲載している商品を、 すべてそのままを店内に展示しているショールームを出店。 お客様にとっては「比べやすい、選びやすい安心できるお店」。 当然ながら営業スタッフも店内で全てをお見せすることができ、 最後まで完結することができるというショールームです。 この３点を重点戦略としてアーキテックス様は新規事業の 立ち上げからわずか5年で年商8億円という結果を 導きだすこととなっています。 リフォーム業を長く営んでいらっしゃると 「その程度のことで？」と思われるでしょうが、 お客様の安心はそんな基本的なところから生まれる、 そして意外と誰もそのことに気づいていないのが現状です。

コロナウィルス（Covid-19）の影響が影を落とす中、安定成長を続けていらっしゃる元気な会社が、リフォーム業界にあること自体、勇気づけられますね。アーキテックス株式会社様の取り組み、そしてその驚くべき実績を、ぜひ皆さんの経営の参考にされてみてはいかがでしょうか。